にこにこ通信 160号 ~にこにこの夏 恒例の昼食づくり~

 暑い夏です。夏休み中の子どもたちは、朝から児童館で過ごしています。

 ひと部屋だけですが、児童館にエアコンをつけてもらったので午前中は、宿題に取り組みます。午後からは、お出かけですがまだまだ新型コロナウイルスの影響で思うようにはできません。でも、できる限りの感染対策をして近くの温泉施設のプールへ出かけたり、川へも行ったりしました。

 また、恒例の昼食作りも楽しみの行事です。今年はいつもの、流しソーメン、カレーライスに加えて、みんなのリクエストで焼きそば、ピザ、お好み焼きと多彩なメニューが並びました。スタッフの20代のお兄ちゃん達や、子連れ出勤の職員の小学生の子ども達も含めて、みんなで手分けをして調理しました。カレーライスの時は、大きな炊飯器を2台使ってご飯を炊きました。サラダ担当のスタッフは、キャベツ4個を千切りしてコールスローサラダを作りました。午前中から、みんなで一生懸命作ったランチにおなかも気持ちも大満足です。 

 そして、にこにこ名物の焼き芋は、暑い夏も毎週水曜日に販売しています。

 火曜日から準備をするのですが、アユくんがいろいろと手伝ってくれています。販売当日は、朝から炭をおこして焼きます。焼きあがったころには、ヒロさんがやって来て、味見と接客を担当してくれます。毎週買いに来てくださる常連さんも何人かいらっしゃって、ヒロさんともすっかり顔なじみです。

 アツアツホカホカの焼き芋もおいしいけれど、冷めたものもおいしかったので、今年からアイス焼き芋も始めました。焼き芋の皮を取って、マッシュポテトにし、牛乳や生クリームを加えてカップに詰めて、冷凍します。芋をマッシュするのは、マオさんを中心に子ども達が上手にしてくれています。まだ、試食中ですが、一時間くらい冷蔵庫で解凍すると少し柔らかくなっていい感じの食感になります。さつま芋だけの甘味でさっぱりしているのにコクがあって、暑い夏にはお勧めです。カップのふたに貼るラベルも子ども達にイラストを描いてもらおうかと考えています。

 毎週月曜日に交流している、デイサービスセンターにこにこを利用されている大人の人達とのボッチャも楽しみのひとつです。

 まだまだ暑い日が続き、感染症も油断できない状況ですが、できるだけの対策をして、残りの夏休みをみんなで楽しく過ごしたいと考えています。