にこにこ通信 135号 ~にこにこに来ている子どもたちの近況~

 新型コロナウイルスとの共存の道を歩むしかない毎日ですが、デイサービスセンターにこにこで出来ることを淡々と実行している現状です。

 検温、石鹸での手指洗い、アルコールや次亜塩素を使った消毒(一日に3回)、室内換気、マスクの着用、外出支援は市内や名張方面に限定して行っています。

 子どもたちの支援にあたっても、人が集まる商業施設は避け、学校から帰ってきたら、風通しの良い部屋で宿題ができるように支援しています。

 最近の、子どもたちの様子を紹介します。

 マオちゃんはもともと頑張り屋さんですが、最近さらに勉強を頑張っています。

 ヒロさんは、今までできなかったマスクができるようになりました。

 ハヤちゃんは、紙飛行機を自分で折って、工夫しながらどうすれば遠くまで飛ぶか研究中です。

 アユ君は、お母さんがお迎えに来られたとたんにボルダリングにのぼりはじめ、お母さんが写真を撮ってくれたら、とてもうれしそうです。ボルダリングに登れることをお母さんにアピールしているようです。

 イオ君は勉強が嫌いですが、遊ぶことについてはとても集中力があり、鬼ごっこやかくれんぼを楽しそうに疲れることなくやっています。

 シー君はいままでは何が原因かわからずに「ワ~ッ」と大泣きしたりしていましたが、最近は落ち着いて指導員のお兄ちゃんに手を持ってもらって、バランスボールに座って、ゆらゆらしているのが大好きです。

 ひさくんは、今まで食べることが出来なかったブドウゼリーが食べられるようになりました。

 こうちゃんはマイペースで一人遊びをしています。

 にこにこのイベントとしては、ドラム缶でピザづくり、みんなで手作りカレー作り、焼きそば、ベビーカステラ(タコ焼き器を使って作りました)、ホットケーキ(粉をこねるところは子どもたちがしてくれます)などを行い、今後はかき氷機を購入してかき氷屋さんごっこなども企画しています。

 コロナ時代の新たな日常の中では、県立高校などでオンライン授業が始まっていますが、にこにこに来ている子どもたちが対応できるように準備することとして、新たににこにこでパソコンを購入して、インターネットやパソコンの操作に慣れてもらえる環境づくりをしていく予定をしています。

 今後は、正しい情報収集を基本としながら、デイにこにこに通う子どもたちの成長や教育の機会を守り、利用者さんたちにストレスを感じさせないように、上手に「ウイズコロナ」時代を乗り超えていきたいと思います。