にこにこ通信 139号 ~今やこの時期の風物詩 にこにこの焼イモ販売~
「寒くなってきました。今年は新型コロナウイルスの感染の広がりで大変な年になりましたが、皆さんいかがお過ごしですか。毎年好評をいただいています、デイサービスセンターにこにこの焼イモを販売します。今年は専用の畑にイノシシに入れられ散々な目にあいましたが、春まで毎月2日間販売します。ぜひともご賞味ください」という新聞折り込みチラシを1350枚11月8日に配布し、11月10日、11日のお昼間に菟田野児童館前で焼イモととれたての野菜を販売しました。
専用の畑に植えた300本の苗は獣害に遭い全滅しましたが、児童館の砂場で収穫したイモに加えて、卸専門店で鳴門金時を110本仕入れました。前日から芋は塩水につけておいて甘みを引き出します。利用者さんとスタッフで手分けして一本一本アルミホイルに包み、炭火をおこした専用ドラム缶に投入し、片面30分ひっくり返して裏面30分加熱し、ほっくりと焼きあがったあつあつの焼き芋を販売しました。
近隣のおなじみのお客さんが相次いで買いに来られ、タカさんとヒロさんは満面の笑顔で接客や配達で大活躍をしてくれました。地域の方々との交流ができ新たな方とのかかわりも生まれたようです。ヒロさんは配達を歩いて行い、運動効果もあったようです。その日の夜はいつもより早く床についたとの事でした。
野菜は、直接農家から仕入れ、新鮮な白菜、大根、サニーレタス、ホウレンソウ、ゴボウが好評のうちに売り切れました。農家から直仕入れのため、安く販売することが出来ました。
地域で焼き芋販売を始めたのは2017年11月の菟田野人権フェスティバルからで、今年で4回目になりますが、今年は新型コロナの影響で人権フェスティバルの開催はなく、自主販売という形になりました。
準完全栄養食と言われる「焼イモ」ですが、今世間では、第4次焼イモブームが来ているといわれています。食物繊維が多く便秘解消にも効果があるといわれ、「焼イモ」だけでなく、焼き芋を材料にした「スイーツ」なども開発しながら、今後も継続してにこにこの看板商品として販売していく予定です。
デイサービスセンターにこにこ、生活介護を利用しておられるサチさんは、大の焼イモ好きです。11月10日は利用日と販売日が運よく同じだったので、天気も良く、散歩もかねて、車いすを自走しながら(スタッフが一時介助)児童館まで焼き芋を買いに行かれました。
今後は、12月、1月、2月、3月と寒い時期は焼イモが喜ばれる時期になってきます。利用者さんの仕事(炭おこし、炭火の見張り番、アルミホイル包み、販売、配達、接客、釣銭渡し)になり、地元の農家さんが自慢の新鮮野菜を仕入れることで、農家さんも助かり、地域の方がたとのふれあいが生まれ、食べた方が元気になるというプラスの連鎖が生まれていきそうです。
来年は、獣害対策をして、新たに畑も借り、サツマイモの苗1000本を植えていく計画をしています。さあ、焼イモを食べてみんなで元気になりましょう!!
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