にこにこ通信 147号 ~本格的な夏到来!充実した活動を~

 長かった梅雨がやっと終わり、本格的な夏がやってきました。

 にこにこでは、毎年の暑さ対策に加えて、昨年から始まった新型コロナウイルス感染予防対策(検温、マスクの着用、手指消毒、うがい、室内消毒、室内換気)なども行いつつ、日々すごしています。

 7月の七夕にむけて6月から七夕飾りを作って、みなさんそれぞれのお願い事を短冊に書きました。例年のように「おいしいものがたくさん食べられますように」「これからも元気で暮らせますように」などのお願い事の他に「コロナが早くなくなりますように」という短冊も吊り下げました。みんなの願い事をつけた七夕飾りは、七夕の次の日にスタッフが安全に燃やしたので、お願い事は煙と共に天に上っていったことでしょう。

 テレビのニュース番組では、連日オリンピック・パラリンピックのことや、新型コロナウイルス感染に関わっての感染者数や政府の無責任な対応や理不尽な要請のことや大雨による各地の災害のことで、日本中大変な様子を伝えていますが、デイサービスセンターにこにこでは幸い穏やかな日常をすごせています。午前中、体操やゲームをしたり、塗り絵や点つなぎを楽しんだり、散歩に出かけたり、その後入浴してお昼ごはんをみんなで食べて、午後にはレクリエーションのカラオケをしておやつの後ご自宅へ送るという、いつもの生活がいつものようにできる事の大切さと幸せを感じています。

 これから夏休みがはじまり、放課後等デイサービスを利用している子どもたちがたくさんやってきます。子ども達と相談して、川遊びやペットボトルロケットとばし、かき氷やピザなどのおやつ作りやカレーや焼きそばのランチ作りなど、いろいろ楽しい計画を立てています。焼き芋用のさつま芋畑の草引きなどの手入れも予定しています。その他子どもたちそれぞれが、できる範囲でそうじや片付けなどのお手伝いも積極的に取り組めるようにできれば良いなと考えています。そして、夏休みの最後には恒例の流しソーメンとバーベキューが待っています。

 コロナ禍の中でも、子どもたちが生き生きと楽しく夏休みを満喫できるように支援しつつ、スタッフも共に楽しみたいと思っています。

 今までのような地域のイベントが中止になり、遠出もできないけれど、そんな時こそみんなで知恵を出し合って、いろいろ工夫して協力して、子ども達が少しずつ成長していくことにわたしたちスタッフが、関われればうれしいなと考えています。