にこにこ通信 148号 ~にこにこで夏休みを満喫~
子どもたちが待ちに待った夏休みも残すところあと二週間となりました。今年は連日の猛暑や大雨などの影響で、公園や川に出かける機会が少なかったですが、にこにこに来てくれる子どもたちに夏休みの思い出づくりをしてもらおうと、様々な遊びやイベントを考えました。
子どもたちは児童館に来ると、まず初めに夏休みの宿題にとりかかります。アルバイトのお兄ちゃん二人に勉強を見てもらい、各々が出来る範囲で宿題に取り組みます。
宿題が終わると、男の子たちはお兄ちゃんを誘って一緒にカエルや虫探しをしたり、相撲やドッヂボール、バレーボール、サッカーなどを汗だくになりながら楽しんでいます。毎日朝からたくさんの子どもたちがにこにこを利用しているので、館内の至る所で様々な遊びをしている子どもたちの姿を目にします。
中でも、みんなに人気の遊びは「かくれんぼ」です。男の子も女の子も運動が苦手な子もみんなで楽しめるので、夏休みの間はほぼ毎日のように児童館でかくれんぼがくり広げられていました。
また、児童館の広い館内を使って宝探しをしたり、ペットボトルロケットを作って飛ばしたり、ビニールプールで水遊びをしたり、7月と8月生まれのお友だちの誕生日のお祝いをしたり、いつもとは違った楽しみもありました。
夏の風物詩、かき氷と流しソーメンをした時も、子どもたちのいろんな姿を見ることができました。
おやつにかき氷を作って食べた時には、自分の好きなシロップをかけられるとあって、練乳だけをかけて食べる子や、すべてのシロップをかけて何色になるか実験する子、ブルーハワイとイチゴのシロップで紫色のかき氷を作ろうとする子など、食べ方は様々でした。そして、食べ終わった後はお決まりのように舌を「べー」と出し、カラフルに染まった舌の色の変化を楽しんでいました。
流しソーメンでは、ハヤくんは次々と流れてくるソーメンをすくうのに夢中で器の中がソーメンでいっぱいになってしまい、「食べすぎたー」と言ってお腹をさすっていました。
シーくんの面倒を見るのが得意なイオくんは、流しソーメンを楽しむシーくんの隣に立ち、シーくんが食べ終わるまでずっとソーメンを入れる器を持ってあげていました。そして、シーくんが食べ終わった後も、「シーくんこっちやで」と言ってシーくんを館内に連れて行ってくれました。
コロナ禍ということもあり、せっかくの夏休みであっても家で過ごすことがほとんどで、動き回れないストレスから家の中で暴れてしまったり、特にやることもなく毎日をダラダラと過ごしてしまっているという話をご家族の方からお伺いすることがあります。まだまだ自粛生活は続きますが、にこにこでお友だちやスタッフと思いっきり遊んで、楽しい夏休みの思い出を少しでも多く作ってもらえると嬉しいです。
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