にこにこ通信 153号 ~にこにこでの温かなひととき~
今年は雪がたくさん降るでしょうという予報通り、雪の季節が到来しました。
新型コロナの感染者が毎日増加しているというニュースに緊張するこのごろですが、比較的感染者数が少なかった年末には、にこにこでもささやかなイベントを行いました。
去年のクリスマスには、放課後等デイサービスで、生クリームが苦手な子どもさんが多いということで、手作りのチョコレートケーキにチャレンジしました。
大きな板チョコを買ってきて、包丁で細かく切る作業は時間がかかって大変だったようです。細かく切ったチョコレートを湯煎して、トロトロになったら、スポンジケーキに塗り、フルーツをトッピングするのは子どもたちも、楽しみながら参加できました。
さて午後からは、毎年来てくれるバルーンアートを作ってくれるサンタさんがプレゼントを持ってやってきてくれました。事前ににこにこスタッフがサンタさんにお菓子の詰め合わせを渡しておいて、サンタさんから子どもたち一人一人に手渡ししてもらいました。
バルーンアートは、弓矢、金づち、剣、ハート、動物など、細いゴムフーセンから、みるみるうちにいろんな形に生まれていく様子に子どもたちも大喜びでした。それぞれ好きな作品をもらって帰りました。
おやつの時間には、みんなで手作りしたケーキをおいしくいただきました。
また、風のある日は、手作りタコに挑戦しました。割り箸を組んで、たこの形にし、手描きの絵をかいて、割り箸に接着し、心の森公園に行って凧揚げをしました。割り箸の強度が弱くてすぐ壊れてしまった子もいましたが、わくわくするひとときが過ごせたようです。
この冬休みには、みんなでカレー作りもしました。玉ねぎの皮むき班、ニンジンの皮むき班、ジャガイモの皮むき班とそれぞれ分担して、大好きなカレーを作ってワイワイ楽しく食べることができました。
デイサービスセンターにこにこの大人の方たちは、それぞれ自分が欲しいものをリクエストしてプレゼントをもらいました。トシさんとシユさんはクッション、もう一人のトシさんはカレンダー、タカさんはニット帽、マサさんはくつした、サチさんはキャラクターケース、ケイさんとチカさんは、ふわふわタオルなどをもらい、おいしくケーキをいただいて年に1回のクリスマスを楽しみました。
マスクをして、食事の時には、アクリルパネルで仕切った空間で、黙食をし、換気とアルコール消毒、スタッフ全員の定期的なPCR検査、ソーシャルディスタンスの保持、CO2計測、体温測定、SPO2計測などなどできる限りの感染症対策を行いながら、利用者さんとともに、充実した時間の共有、おいしい食事の提供を行っています。一日3回のテーブル、イス、手すり、パネル、ドアノブ、トイレなどの消毒は、業務の増加という形でスタッフにとっても負担となっていますが、コロナ収束のために最善を尽くすという目標をもってスタッフ全員が一致団結して、取り組んでいます。3回目のワクチン接種の動きが出てきて、副反応の強かった方は、また大きな負担を感じているようですが、正しい情報を早くキャッチしながら、利用者の皆さんにも情報提供していきたいと思っています。
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