にこにこ通信 173号 ~サンキャッチャー作りに挑戦~
夏休みも終わりに近い8月23日、児童館でプラバン・サンキャッチャー作りのワークショップを行いました。サンキャッチャーというのは、窓辺に飾り、太陽の光を取り込むことで、気の流れを良くし、心身を浄化する効果があるといわれているインテリアグッズです。
3月にコサージュやキーホルダー作りを教えてくださったキョウコさんに、今回もお世話になりました。
あらかじめ花形に切り出した大・中・小の3種類のプラバンを各自、色鉛筆で思い思いの色を付けていきました。花びらのひとつずつ違う色を塗る子、みんな同じ色でそろえる子、隣の子と相談しながら色を決める子、一人で黙々と丁寧に仕上げていく子などそれぞれの個性が現れます。
きれいに色を付けたプラバンは、トースターで焼いて温かいうちに形作ります。やけどをしないように軍手をつけて丁寧に、でも冷めないうちに手早くしなければなりません。キョウコさんやスタッフが頑張ってくれました。
とりあえず、名前を書いたケースに入れておいて、一緒に付けるビーズと一番下につけるサンキャッチャーガラスを選びました。サンキャッチャーガラスは色がついたキラキラの多面体のガラスです。それぞれの色には、ひとつずつ意味があるそうです。くじ引きのようにパッと選んだ色が、その日のその人にピッタリの色だということです。
ケースに入れておいたプラバンの花びらとビーズとサンキャッチャーガラスを細い針金を通して、窓辺に飾るように仕上げていきました。キョウコさんの説明を聞いて一人でできる子は、楽しんで仕上げていきました。ちょっとむずかしい子は、スタッフと一緒に仕上げました。
子どもたちは、出来上がった作品と一緒に記念写真を撮ってもらい、「楽しかったから、また何か作りたい」や「お母さんに見せて、飾ってもらう」などの感想を話してくれました。
今年の夏休みは、いつものように山や川に出かけることはむつかしかったけれど、みんなでお昼ごはんやおやつを作ったり、陶芸や今回のサンキャッチャー作りに取り組み、貸し切りバスでお出かけしたりといつもの夏とはちょっと違う夏休みを過ごしました。
子どもたちの何かやりたい・作りたいという気持ちをできるだけ取り入れて一緒にいろいろな活動を組み立てていきたいと考えています。
2学期が、始まりました。子どもたちは、キラキラのサンキャッチャーの光で元気に早起きしているでしょうか。
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