にこにこ通信 174号 ~チーム「にこにこ」でサツマイモの収穫をやりとげる~
サツマイモの季節がやって来ました。今年もデイサービスセンターにこにこでは、収穫したサツマイモを焼いもにして販売しています。
収穫日の当日は晴天で、9月下旬とは言えまだまだ夏の暑さが残っていましたが、みんなで汗だくになりながら作業を頑張りました。
畑には、にこにこをご利用されているトシさん、ショウさん、アユさん、ヒロさんの4人と、スタッフ数名で向かいました。
まず、ショウさんとアユさんは、スタッフが切ったサツマイモのツルを一か所に運ぶ作業をしました。たくさん伸びたツルは運んでも運んでもなかなか減らず、ショウさんは何度か作業の手を止めて、「くるま!」と大声を出されていましたが、スタッフの声かけで落ち着かれ、最後までツルを運ぶことができました。アユさんは、マイペースに休憩を取りながら、黙々と作業をこなされていました。
また、アユさんはツルを運び終えたあと、掘ったサツマイモをコンテナに集め、いっぱいになった重いコンテナを一輪車に乗せて、スタッフと一緒にトラックまで運んでくださいました。
畑仕事に慣れているトシさんは、シャベルを使って器用にサツマイモを掘り起こしてくださいました。「横の土をどかしてから掘ったら掘りやすいねん」と、スタッフにアドバイスもしてくださいました。
2時間半の作業で収穫できた約300本のサツマイモを児童館に持ち帰ると、次はサツマイモを2階のホールに運び、シートの上に並べる作業です。数本でも結構な重さになるサツマイモの運搬はなかなか大変で、バケツやコンテナに少量ずつサツマイモを入れ、それを持って玄関から2階のホールへと運びました。
畑の畝や斜面で足場が悪く、上手くバランスが取れないため収穫作業にはあまり参加できなかったヒロさんですが、児童館ではバケツをしっかりと持ち、手すりを掴んでゆっくりと階段を何度も往復されていました。
ショウさんとアユさんは、長時間の畑作業で疲れた様子もなく、あっという間に階段を上って2階へサツマイモを運び、1階へと戻って来られました。
焼いもは、毎週水曜日の販売以外にも、10月、11月に開催された市内のイベント「うだ産フェスタ」「菟田野人権フェスティバル」「なら・ヒューマンフェスティバル」でも販売し、とても好評でした。
来年も地域のイベントで販売する予定です。機会があれば、ぜひご賞味ください。
0コメント