にこにこ通信 189号 ~2025年の始まりは穏やかな日々を過ごす~
2025年新しい年が始まりました。
昨年末から年始にかけてはインフルエンザの感染がさらに猛威を振るい、放課後等デイサービス利用の子どもさんが通う学校でも、新学期早々学級閉鎖となってしまうところもありました。そんな場合は、学校休みの対応として、学級閉鎖翌日は自宅で待機してもらい、翌々日に、にこにこに準備してある検査キットで検査をしてもらい、陰性であることを確認してから利用してもらいました。
今年は阪神淡路大震災から30年が経ち、テレビでは地震発生時刻に合わせ追悼する人々の姿や当時の状況を次世代へ語り継ぐ番組も放送されていました。
にこにこでは代表より、若い世代のスタッフは実体験や記憶が少ないということで、当時、地域で集まった支援物資を現地まで運んだ時の様子と具体的に行った支援や障がい者が避難場所を確保することの難しさなどを伝えられました。
また、近い将来、発生すると予想されている南海トラフ地震への対応として、利用者やスタッフが、地震発生後、自助努力として、どこからも支援がなくても生活できるだけの食料品、生活用品、飲料水、簡易トイレ、発電機などを準備しているところです。
さて、放課後等デイサービスでは年末に行われたクリスマス会でスタッフがウクレレとキーボードでクリスマスソングを5曲演奏し、子どもたちも一緒に歌を歌いました。
ゆいさん、おっ君だけでなく、上級生や中学生のいっ君、こう君、はる君も遠慮がちにマラカスを振って一緒に演奏してくれました。その後はおやつに手作りケーキをいただき、クリスマス会を楽しみました。
12月1月2月の合同誕生日会も開催することができて、ハッピーバースデーの飾りつけもたいへん派手にして、みんなで写真を撮って、お祝いの歌も歌い和やかな時間を過ごしました。
寒さが厳しく、なかなか外出する事は出来ませんが、気温が上がり、寒さが和らいだ時は公園へ出かけて体を動かしています。
さらに日中活動を充実させ、地域社会への参加を促進し、一人一人の特性に応じた自立への援助や体力づくりなどを目標に支援しています。
デイサービス利用のトシさんは、土曜日のおやつ作りや児童館で行われている陶芸教室への参加をとても楽しみにしてくださっています。陶芸で作成した作品を集めて、展示会などが出来ればいいなと話しているところです。
お休みされる利用者様もおられ、インフルエンザやコロナへの感染対策を強化しながら、あらためて元気で利用して下さることが何よりだと痛感しています。
今年最初の月は穏やかにスタートいたしました。
今後は、卒業、入学や来年度の準備、体調管理と忙しい毎日になることが予想されますが、気持ちを引き締めて、ひと時ひと時を充実したものにしていきたいと考えています。
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