にこにこ通信 193号 ~新しい遊具が利用者さんに好評~

 柔らかな日差しとともに、デイサービスセンターにこにこの八重桜も若葉の緑が深まり、木々が初夏の息吹を感じさせます。

 さて、児童館には新しい遊具がいくつか加わりました。今回導入されたのは、ハンモック、つみつみボールころがし、マグネットブロックの3種類です。いずれも、遊びながら感覚統合や創造力を育むことができる工夫がされたものばかりです。

 まず、大きな注目を集めているのがハンモックです。

 こちらは、ゆらゆらと揺れる感覚を通じて、子どもたちのバランス感覚や安心感を育むことを目的に設置されました。

 何より嬉しいのは、このハンモックがとても大きく、体の大きいシーさんも、生活介護利用の方々も安心して乗れる設計になっていることです。落ち着いた表情で揺られていたり、楽しそうに使用してくれています。

 続いて、子どもたちだけでなく、大人にも大人気の遊具がつみつみボールころがしです。

 これは、手に持ったボールを高いところから転がし、その動きや音を目で追ったり、指先で感触を確かめたりする遊具で、集中力や手先の器用さを楽しく養えるものです。生活介護をご利用中のアユさんも気に入ってくださり、時間を見つけては何度も転がして楽しまれています。

 また、子どもたちの自由な発想が輝いているのがマグネットブロックです。

 カラフルなパーツを組み合わせて使用しますが、少し難しく、小さなお子さんは箱や並べるだけの簡単なものを作ったりして思い思いの世界をつくり上げています。

 そしてさらに子どもたちの活動が広がるよう、大型遊具の導入を計画中です。屋内でも十分に身体を動かすことができるよう、安全性と機能性を兼ね備えた遊具を選定中です。楽しみにお待ちください。

 今回のような遊具の導入も、単なる遊びの道具ではなく、子どもたちの発達や社会性、そして自信を育むための大切な「ツール」として位置づけています。ご家庭でも、子どもたちがどんなふうに遊んでいるか、ぜひ話を聞いてみてください。

 これからも、デイサービスセンターにこにこが、子どもたちにとって安心して過ごせる居場所であり、ご家族のみなさまとともに歩む支援の場であり続けるよう、職員一同努めてまいります。