にこにこ通信 101号 ~いつもと違う雰囲気を楽しむ。みんなでバーベキュー大会!!~
今年も夏休みに入った子どもたちが、毎日元気に児童館へやってきました。暑い中でも元気な子どもたちは、遊具を使って思いっきり体を動かしたり、宿題に取り組んだり、時には児童館の畑や花壇の水やりのお手伝いをしたりと、思い思いの時間を過ごしました。また、お昼のお出かけの時間には、川で子どもたちの大好きな水遊びや魚釣りをしたり、涼しい滝の近くや山の上でおやつを食べたりと、たくさんの自然に触れて夏休みを満喫しました。
そして、その中でもこの夏の一大イベントとなったのが、児童館でのバーベキューです。7月31日に行われた、奈良県民集会の中の「私の見た人権」フォトコンテストで入賞した際に頂いた賞金の一部で食材を買い、にこにこで収穫した野菜も持ち寄って、バーベキュー大会が始まりました。スタッフが準備をしている間、子どもたちは玄関先に並べた椅子に座り、お肉が焼けるのを今か今かと心待ちにしていました。いつもとは違う雰囲気に子どもたちもワクワクしている様子で、スタッフが網の上に食材を並べていくのを側で興味深そうに眺めている子もいました。
食材が焼けたというスタッフの合図で子どもたちは一斉に網の前に並び、お皿にお肉や野菜を入れてもらって、椅子に座って黙々と食べ始めました。子どもたちはみんなお肉が大好きで、我先にと焼肉や焼き鳥、ソーセージを食べていましたが、ジャガイモ、サツマイモ、タマネギ、シシトウ、ナスなどの野菜もおいしそうに食べていました。最後の締めにはみんなでそうめんを食べ、おなかがいっぱいになった子から順番に「ごちそうさま」をして、一目散に児童館の中へと入って行きました。
お肉が大好きなヒサくんは、お肉はもちろん、野菜も頑張って食べてくれましたが、たくさん食べ終わった後も「お肉!お肉!」とまだ食べたそうにしていました。普段から少食であまり野菜を食べないコウくんも、この日ばかりは「ジャガイモおいしい!」と言って、何度もジャガイモをおかわりしていました。そして、2人と同じ小学校2年生のハヤくんは、大人も驚くほどの食べっぷりで、みんなが食べ終わって児童館の中へ遊びに行っても、最後までおかわりをしていました。
約1時間半でバーベキュー大会は終了となりましたが、いつもと違う場所で食べるという新鮮さに、みんな満足そうな表情でした。普段は他の子どもたちと一緒に食べる機会の少ない子も、みんなと一緒に食べることができ、子どもたちだけでなく、スタッフにとっても良い経験となりました。
来年の夏も、一回り成長した子どもたちと一緒に、一生の思い出に残るような、そんな体験ができればと思います。
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